こんにちは

野池バス釣り初心者向けブログを運営する、釣り歴15年のかずやです!

釣りをしていると、

どうしても忘れられない瞬間があります

ロッドを握った感触

水面の静けさ

そして、自分の未熟さを突きつけられた瞬間

あの頃の僕は、何度もルアーを失いました

何度も、キャストを外しました

何度も、自分の下手さを思い知りました

結論から言います

釣れない時間には、確実に意味があります

なぜなら、

釣れる人と釣れない人の差は、

「釣れた経験」ではなく、

「釣れなかった時間に何を学んだか」

で決まるからです

これは、僕自身が何百回も失敗した中で辿り着いた答えです

でも――

本当に苦しかったのは、

ルアーを失ったことでも、釣れなかったことでもありませんでした

それは、もっと別の理由でした

これは、釣れなかった時間の中で、

僕が気づいた“本当の話”です

ビッグベイトが枝に当たった瞬間、呼吸が止まった

ビッグベイトを結ぶとき、

いつも少しだけ緊張していました

5000円

当時の僕にとって、簡単に失っていい金額ではありませんでした

ラインを結び終え、ルアーを手に持つ

ずっしりとした重み

「本当に、ここに投げれるかな」

目の前には、様々な障害物

明らかにバスが潜んでいそうな場所

でも同時に、

一度引っかかれば戻ってこない場所でもありました

それでも、投げなければ釣れない

僕は深呼吸をして、振りかぶりました

ブンッ――

ラインを切る音

ビッグベイトが空を飛ぶ

「いいコースだ」

そう思った次の瞬間

ガサッ

枝に触れました

その瞬間、呼吸が止まりました

「終わった……」

ラインが枝に擦れる感触が、ロッドを通して伝わってきます

ビッグベイトは、水面に届かず、

枝にぶら下がったまま止まっていました

僕は祈りました

外れてくれ

戻ってきてくれ

でも――

プツン。

すべての重みが消えました

戻ってきたのは、何も繋がっていないラインだけでした

僕はしばらく、その先端を見つめていました

悔しいとか、悲しいとか、

そんな単純な感情ではありませんでした

ただ、自分の未熟さだけが、そこに残りました

ビッグベイトは、ただのルアーではありませんでした

自分の理想に挑戦するための、覚悟そのものでした

そして僕は、

その覚悟に見合う技術を、まだ持っていませんでした

10対0の現実と、師匠の着水音

スピニングタックルを握り、

カバーの奥を見つめていました

バスがいるのは分かっていました

でも――僕には投げられませんでした

投げても、入らない

少しずれる

枝にかかる

手前に落ちる

そのたびに、ルアーを失いました

隣で、師匠がロッドを振りました

ピチャ…

音が、違いました

静かでした

まるで、最初からそこに存在していたかのように、

自然にルアーが水に入りました

しばらくして――

コンッ

ロッドが曲がりました

また一本

そして、また一本

気づけば、

10対0

それが、現実でした

同じ場所に立っているのに、

見ている景色が違いました

でも不思議と、僕は――

誰よりも喜んでいました

ランカーサイズのバスを目の前にして、

ただただ感動していました

悔しいはずなのに

目を離すことができませんでした

それは――

僕が、本当に行きたい場所だったからです

僕が悔しかった”本当の理由”

当時の僕は、分かっていました

キャスト精度がすべてを変えることを

師匠のキャストのあと、

フォールでバイトが出る瞬間を、何度も見てきました

頭の中では、完璧にイメージできていました

ロッドの振り方

着水音

ラインの動き

今度こそできるはずだ

そう思って投げても――

現実は、まったく違う場所にルアーが飛んでいきました

そのたびに、

「自分はこんなものじゃない」

そう思っていました

でも、本当は違いました

僕は、人に負けたことが悔しかったわけではありませんでした

理想の自分と、

現実の自分の差

そのギャップが、苦しかっただけでした

自分のイメージの中ではできているのに、

現実ではできない

その事実が、悔しかっただけでした

でも今なら分かります

あの時間は、無駄ではありませんでした

あの悔しさがあったから、

僕は釣りをやめませんでした

あのギャップがあったから、

前に進み続けることができました

もし今、釣れなくて苦しいなら――

それは、あなたが本気で釣りと向き合っている証拠です

本当に諦めた人は、悔しいとも思いません

悔しいと思えるのは、

まだ前を向いているからです

大丈夫です

その時間には、必ず意味があります

今は見えなくても、

いつか必ず分かる日が来ます

だから――

どうか、続けてください

その時間は、

決して無駄ではありません

もし今、釣れない時間を過ごしているなら、

「キャスト精度だけ」に集中してみてください

釣れなくても構いません

狙った場所に、

静かに落とすことだけを練習してください

それができるようになったとき、

釣りは、必ず変わります

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